ビジネス

5Gについて調べてみました

IotやAIが少し前の流行語でしたが、最近5Gという言葉を良く耳にします。

自分なりに勉強してみたことをメモしておきます。

まず5GのGですが、これはGeneration(世代)の頭文字です。

第5世代の通信技術という意味ですが、その世代の歴史を順に振り返ってみます。

1G(第1世代)

携帯電話の第一世代のことです。

1988年に登場した3キロもあるハンドバッグのような大きさの持ち運び電話でした。それまでも一部のビジネス用途に使われていた自動車電話を自動車から外して持ち運べるようにした商品サービスです。

IDO(日本移動体・・現在のAU)からショルダーフォンという商品名で発売されました。 時代はバブル期で、平野ノラがCMに起用されていました。

通信方式はアナログ方式で、ラジオやトランシーバと無線通信の原理は同じです。

第一世代と呼ばれていますが、当時は世代感覚なんて無かったと思います。ずっと後から技術進歩を階層化して分類する時に、最初の移動体通信に使われた技術という意味で、第一世代と後付けの分類がされたのだと思います。

重くて高額だったので、一般にはそれほど普及しませんでしたが、ビジネス用途に一部の富裕層に受け入れられたようです。自動車電話として普及し、それを取り外して持ち歩くスタイルだったようです。

 

2G(第二世代)

1993年に民間市場向けに販売され、小型軽量で低コストの携帯電話として技術的なブレークスルーが起きました。

通信はデジタル化されたことで、技術のブレークスルーとなり、小型軽量化が進みました。市場に広く出回ったので通信コストも大きく下がり、普及に火が付きました。

デジタル化により、メールが実装され若年層にも一気に普及しました。また、テキストベースですがモバイル端末で情報交換のできるサービス docomo i-MODE は日本発のビジネスモデルだったのですが、グローバル化に対応できずに後のi-phoneにおいしいとおころを全て持っていかれてしまいました。思い起こせばとても残念な話です。

3G(第三世代)

第二世代は国別に独自の通信方式を採用していたので、一つの端末はその国内でしか利用できませんでした。国際電気通信連合(IMT)が2000年に商用化することを目指し、IMT2000という国際標準を定めました。

3Gからは通信方式の国際標準が進んだんで、自国で使っている携帯端末を海外でも使える国際ローミングが可能になりました。

但し、標準化と言っても一つに収束したわけではなく、日本国内でもドコモ系のW-CDMA方式とAU系のCDMA2000の2系統があり、それぞれ互換性はありません。

第三世代では高速データ通信に対応したので、テキストベースの携帯専用サービスから、パソコンサイトへの接続が可能となり、動画にも対応しました。高速大容量通信が可能となったことで大画面端末への期待が高まりました。スマホが普及したのもこの通信速度の高速大容量化が寄与していると思います。

4G(第四世代)

ITUは3Gの発展形として、IMT-Advanceと名付け、第四世代システムと定義しました。

3Gの発展形ということで、目立った変化点は無いのですが、通信速度が大幅に向上し、50Mbpsから1Gbpsと、有線並みのスピードになりました。

スマホの機能を十分に活かせる通信スピードだと思います。これ以上のスピードが上がってもユーザにはあまり訴求力は無いように思います。

5G(第五世代)

携帯電話の進化に応える形で通信技術が追随してきた感がありますが、そろそろ携帯電話のニーズも飽和してきているように思います。

それでも5Gに対する期待が高まっているのは何故なのでしょうか?

まずは5Gの特徴を調べてみます。規格の目標として次の4つの特徴(進化)があります。

1.高速大容量

4Gが50mbpsから1Gbpsと有線ネットワーク並みの通信速度を実現しましたが、5Gの目標値は最大20Gbpsです。実質的には100倍と言われているようです。

2.低遅延

動画閲覧をするのであれば遅延はさして気になりませんが、双方向のコミュニケーションを行う上で低遅延は結構重要になります。ビデオ会議で自然な会話ができることは、通信の次の課題と認識されているようです。5Gでは遅延1ミリ秒以下を目標としています。ピンとこない値ですが、スマホのタッチスクリーンよりも反応が早いイメージです。

3.多接続

4Gでは1平方キロあたり100台の同時接続が上限でしたが、5Gでは100万デバイスに上がります。

どういうことかと言うと、4Gでは一人1台のスマホ利用に不便が発生しない接続台数でしたが、5Gでは身の回りのあらゆるモノが直接ネットワークにつながるイメージになります。IoTと呼ばれている世界に対応したネットワークということでしょうか。

4.低コスト・低消費電力

IoTを実現することを目指しているのですから、商業的には低コスト化が必要課題となります。また、小さなデバイスではバッテリー容量が確保できないので、低消費電力も重要な課題です。

 

このように、目標とする規格はIoTで目指す世界観の実現を強く意識しているようです。

 

-ビジネス

Copyright© BANG Life , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.