ビジネス 瞑想

プレゼンの極意を世阿弥に学ぶ、ポイントはメタ認知

人前で話すことが得意な人はそれほど多く無いと思います。

でも会社勤めをしていると、プレゼンからは逃れることはできません。

十分な準備は当たり前ですが、ちょっとした気構えでずいぶん楽にできるようになります。

そのコツをシェアするので、試してみてください。

我見、離見、離見の見

これは世阿弥の言葉ですが、「能を演じる人は3つの目を持たなければならない」と風姿花伝の中で語っています。

我見というのは、演者の目で見る世界です。

離見は観客が演者を見る目、そして離見の見は視点を上に上げて演者と観客の両方を上空から見る目です。

演者が本当に見ることはできないので、想像力を膨らませて自分を客観視することです。

場数を踏めば自然とできるようになるのですが、瞑想での練習が意外と効果的です。

以前のブログでも書きましたが、瞑想状態は客観的な自分が、今の身体と心(雑念)の動きを把握している状態のことです。

このメタ認知の状態は、日常生活の中でも呼び起せるようになります。

メタ認知を呼び起こす呼吸法

瞑想状態は呼吸でスイッチが入るので、呼吸に意識を集中します。

どうしても緊張して気持ちがざわざわする時は、口をすぼめて細く長く息を吐きだすと、不思議と気持ちが落ち着きます。

スポーツの世界でよくゾーンに入ると言いますが、アドレナリンが放出された緊張状態から気持ちが落ち着いた状態に入るちょうど中間の状態です。

動物は生命の危険にさらされると、アドレナリンを放出して脳と筋肉により多くの酸素を供給する準備を始めます。

緊張状態はこの身体状態のことで、そこから精神だけを冷静に戻すことで、最高のパフォーマンスを発揮できる状態になります。

一流のスポーツ選手は、大きな試合前でも緊張状態にならないので、意識的に緊張状態を一旦つくりそこから平静な状態に戻すそうです。

意識的に緊張状態を作るには、早く激しく呼吸するそうです。

そういう意味でいうと、プレゼン前の緊張状態はゾーンに入るプロセスを一段省略できるので、儲けものだと思います。

会場と観客の顔を見回して、意識して呼吸すると頭がクリアになる感覚がつかめるはずです。

欲張らない

一旦自我を客観視すること。これは観客を見ている自分を客観的に捉え、会場全体の空気を把握する精神状態になることです。

この状態に持ち込むと自分が伝えなければならない事がクリアになってきます。

能楽もプレゼンも聴衆とのコミニュケーションなので、伝わったことに価値があります。

自分が話したことよりも相手に何が伝わったかが重要です。

せっかくの晴れ舞台なので伝えたいことはたくさんあると思います。

しかし伝えたいをすべて話すことは諦めましょう。聴衆に何が伝わったのかを感じながら丁寧に説明しましょう。

ポインタの使い方

細かい話ですが、プレゼンの最中にポインタをグルグル振り回す人がいます。

伝えたい部分を強調しているのだと思いますが、聴衆はポインタが邪魔になるだけで説明に集中できなくなってしまいます。

もしチャートに見てほしい部分があるのなら、ポインタをそこに止めて心の中で「ここを見てください」と言った後ポインタをオフにして説明を始めてください。

聴取の目を引き付けることでポインタの役目は終わっています。そこから先はプレゼンターの役目です。

小さなことですが、余分はものを徹底的に排除することで、伝わる量が大きく変わります。

繰り返しになりますが、プレゼンの成果は話したことではなく、聴衆に伝わったことです。

そこを意識するとプレゼンのレベルが格段に上がりますので、頑張ってください。

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