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セカンドライフ

映画「マイ・インターン」とはかけ離れた考察

アマゾンプライムビデオでやたら評価が高かったので、見てみました。

まだ見てない方もみえると思うのでネタバレはせずに、プライムビデオのキャッチコピーをそのまま引用します。

舞台はニューヨーク。華やかなファッション業界に身を置き、プライベートも充実しているジュールス。そんな彼女の部下に会社の福祉事業として、シニア・インターンのベンが雇われる。最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールスだが、やがて彼の心のこもった仕事ぶりと的確な助言を頼りにするようになる。そんな時、ジュールスは仕事とプライベートの両方で思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られる──。

アン・ハサウェイが可愛いだけの映画かと思いきや、すっかり毒気を抜かれたロバートデニーロに個人的に悲哀を感じました。

高齢者の悲哀が欲しかった

若い人が老後の目標にするのならいい映画だと思います。

しかし、私のような年代が抱える高齢化社会の課題への提案として見るには、楽観的に過ぎるようです。

かつてのちょい悪おやじが毒気を失った悲哀のようなものを全面に出してもらえると楽しめたのですが、まあハリウッド映画はそんなんじゃじゃないから。

以下、映画とは全く関係の無い妄想です。

成長を逆方向に下る

年を取ることは、死に向かって下り坂を下りることだと最近感じるようになりました。

弱くて小さな存在として生まれてきて、坂道を上り、次第に衰え、来た道を下っていく。

人生をそういう風にとらえると、課題と期待が見えてくるような気がします。

弱さを克服する登り坂

言葉を覚える前の幼児は全能感にあふれているように見えます。

自分が何者かを認識することもなく、これからの人生に対する期待も不安も無く、ひたすら今を生きているように見えます。

次第に言葉を覚え、自我が膨らんでくると自分の弱さを自覚するようになります。

自分の弱さを自覚し、それを克服し力を手に入れることが人生の登り坂のエネルギーの源泉だと思います。

弱さを受け入れる強さ

いつしか体力も気力も衰えはじめ、これ以上登ることができず、下り坂を下りていることに気づく時が来ます。

見た目も汚くなるし、体力は落ちていくし、記憶力も適応能力も無くなっていく。

色々なものをひとつづつ失いながら、それでも人は生きていかねばならない。

それを受け入れる魂の強さに憧れるようになりました。

その先にあるものが、言葉を覚える前の幼児のように全能感に満たされる事だとすると、ちょっと希望が湧いてきませんか?

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