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セカンドライフ ビジネス

雇用延長に乗るべきか

2020年1月8日に70歳までの就業確保にあたり、制度の整備案が発表されました。

厚生労働省は8日、高齢者が希望すれば70歳まで働き続けられる制度の整備について、2021年4月から企業の努力義務とすることを決めた。定年後の継続雇用のほか、起業したりフリーランスとして働いたりする場合にも継続的に業務委託することなどを雇用先の企業に求める。公的年金の支給水準の低下や健康で長生きする高齢者の増加を見据え、年齢に関わらず働き続けやすい環境を整える。出典:日本経済新聞HP  2020/1/8 20:30

今年還暦を迎える私には切実な問題ですが、自分の頭で考えなくてはいけない問題なのでまとめてみます。

企業側の思い

現在勤務している会社は、グローバルに事業展開している製造業で数字だけみると現在の経営状況はまあまあ良い方です。

ただ、事業環境が大きく変わりつつあり、今後のことについては悲観的に見なければならいみたいです。

私のような高齢者に対する雇用対応も、法令を先取りして先手を打っているようです。

先日も説明会があり、早期退職者には転身支援という名目で特別退職金を出す提示がありました。

利益が上がっているいるうちに「今後延長されそうな固定費」を処分しておきたいという会社側の思いが見え見えです。

以前にCASEについてのブログで書いたように、これから必要となるリソースと現存のリソースのミスマッチが原因だと思います。

ただ、必要となるリソースについてのビジョンが見えているのかどうも怪しいので、もしそれが見えていなにのなら経営の怠慢ではないでしょうか。

まあ会社側にすれば体のいいリストラ案でしょうが、今後の人生をどう乗り切るかについては自分の課題として一考の余地がありそうです。

退職リスク

一般的に中年以降の退職は、次の仕事が確定していなければ行うべきではありません。

世間には若手の労働者があふれており、中高年が今の条件レベルの職にありつける可能性はほぼゼロです。

ただ年金受給の目処がたっており、切り詰めれば生活が成り立つのであれば視点を変えて検討すべきです。

そうは言っても長年染みついたサラリーマン体質から抜け出すのですからリスクを考慮する必要があります。

生きがいリスク

本人が気が付かないうちに仕事が生きがいになっていることがあります。

他に趣味もなく仕事を辞めるとやることがなくなってしまうことは大きなリスクです。

退職後に社会から完全に断絶し、偏屈になって家族との関係も壊してしまう事は大きなリスクです。

私のようなタイプが一番注意しなければならないのですが、偏屈も極めれば個性として受け入れられるかも知れません。

健康リスク

毎日通勤することは意外と良い運動になります。

昨年の抗癌剤治療で、そのことを実感しました。

家に引きこもると運動不足になり生活習慣病を誘発するリスクは外せません。

70歳まで働くこと

心配ばかりしていても事態が好転するとは思えません。

変化することから逃げて、何もしないことは以前のブログで書いた脳が退化するリスクになります。

また、このような節目に決断から逃れると70歳まで働き続けることになります。

何とか想像力の残っている今、70歳まで仕事をしている自分を想像してみました。

記憶力、判断力、体力、新しい課題に対する適応能力はこれから加速度的に落ちていきます。

一方で、事業環境の厳しくなった今の職場は新しい課題に対する対応で仕事の質も量も大きく変わると想定すべきです。

特にグローバルに事業展開している企業では、競争環境もし烈になります。

衰えた自分がそのような仕事に対応できることを想像できません。

今想像できることは、職場のお荷物となった惨めな自分がそこにいることです。

変化を受け入れる

やはりこの節目に変化を受け入れ、以前から考えているように下り坂を降り切ることが正解のようです。

まだかろうじて景気も良いので、方向転換に対する条件も良いみたいです。

セカンドライフをどう生きるかは、これからの世代の人にも大きな課題となります。

恵まれた条件の私たちが実験台となり、次の世代の手本を示すと思えば「生きることの意味付け」にもなります。

これは最後のチャンスと受け止め、変化を楽しんでみようと思います。

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